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フリーゲーム 『新説魔法少女』 感想

〇前置き
フリーゲーム『新説魔法少女』の感想です。以前にも感想を書いている『魔法少女』のリメイク作品となります。公式サイトはこちらです。『魔法少女』をプレイしてから、もう5年近く経ってるんですねえ……。『魔法少女』はこの後に都合5回くらいは再プレイしていて、『新説魔法少女』は体験版がリリースされ始めた2017年から数えると何回やり直したかわからないくらいやってるので(毎回のように最初からやり直していたので、それこそ20回くらい?)、そんなに前という感覚がありません。ちなみに、『新説魔法少女』のクリア時のプレイ時間は30時間でしたが、私は先の展開が分かった状態でプレイしていたのと、何回もプレイしていたことで途中の文章を斜め読みしたりもしているので、あまり参考にならないと思います。普通にやっていたら、40~50時間くらいはかかるのではないでしょうか。

〇短めな感想
作品に対する紹介や感想は過去のもので充分に書いた感がありますので、今回は『魔法少女』と『新説魔法少女』(以下、無印・新説とします)の違いなどについて触れます。まず、大きな違いは使われているエンジンが変わったということです。無印ではツクール95が使われていましたが、今作では2015年に発売された『SRPG Studio』という有料ソフトで開発されています。無印に欠点があるとすれば貧弱なシステムで、私は前回の感想でも有料にしていいからエンジンを乗せ換えてほしい、と言っていましたが、まさかエンジンを乗せ換えたうえで再度フリーで公開されようとは思いませんでした。完成するまで最低でも2年近くはかかっているはずであり、作者の創作意欲には頭が下がります。

エンジンが変わったことでシステム面は大幅に改善、ゲーム性が著しく向上するとともに、各キャラクターの魅力も増幅されるという素晴らしい結果を生み出しています。無印同様、新説もターン制SPRGであることに変わりなく、操作感はいわゆるFE形式のものとほとんど同じです。ノベルパートと戦闘パートに分かれていて、一つ一つマップを攻略してはストーリーを進めていく、という流れで進行していく。操作にはマウスも使えるし、パッドも使えるし、キーボードも使えます。ノベルパートではスキップ機能・バックログ機能があり、戦闘パートではダメージ計算が容易になり、敵行動範囲の予測もつけられるし、高速移動・戦闘もできるし、無印とは比較にならないほどのストレスフリー。

新説にはいくつか独自のシステムも実装されていて、その一つがゲーム中で入手できる限られたポイントを使ってキャラを強化できるというものです。SRPGの魅力の一つには、贔屓のキャラで無双できるところにあると思っているので、こういう特定キャラに愛を注ぐことでゲーム的に優遇できるシステムは需要とマッチしています。自分のお気に入りのキャラを好きなだけ贔屓することができて、私は満足です。もちろん、こういう機能を縛りたい人は、縛っても問題なくクリアできるくらいの難易度になっていると思います。

新説には難易度が「ドラマ」と「リアル」の二種類があって、前者がいわゆるイージーモード、後者がノーマルモードとなります。私は最初から最後までリアルでプレイしましたが、普通にやっている限り、難しいと感じる場面はありませんでした。今作には死亡によるキャラロストはありませんので、味方ユニットが倒されるデメリットは全くありませんし、戦闘パート中のセーブできるし、ある程度ごり押しで進めても全く問題なし。ただ、これが味方ユニットが倒されるのを縛ったり、全敵ユニットを倒すことに拘り始めると、一気に話は変わってきますが……。

銭湯パートにおいては、各ユニットに3~4つずつの専用攻撃と専用モーションが用意されている豪華さはもちろんのこと、キャラごとに専用スキルや支援効果まで用意されていて、より強い差別化が図られています。無印では、どうしても戦闘でもシナリオでも空気になってしまうキャラがいたのですが、新説では誰もが有能であり、ユニークなキャラとして存在しているため、いわゆるいらない子は一人もいませんでした。個人的に、新説で魅力が特に増したと思うのは忍ですね。忍が自分の中学校出身の仲間が増えたことに喜ぶ姿はかなり微笑ましかったです。あとは梢と米子の二人も存在感が増しましたね。これは印象の問題かもしれませんが、新説は無印よりもキャラクター間の雰囲気がより良くなっている感じがあります。

その外には、特定マップで増援が発生する巣を破壊せず放置していると色付きの異常個体のバイオモンスターが発生する、という追加要素もできました。この異常個体は普通の攻撃ではダメージが通らないレベルの硬さと、下手をすると一撃で味方ユニットが沈めれるほどの火力を持ちます。しかもこれが一度に数体まとめて出てくるので、前半のレベルが低い時はダメージは通らないわ一撃で屠られるわでかなり絶望感のある戦いが楽しめました。殲滅するためにはボスキラーユニットのMPを温存しつつ、体力にも気を使いながら攻略を進めていく必要があり、それなりに頭を使わなければならないので、個人的には楽しかったですね。もちろん、これはあくまでもやり込み要素なので、無理に倒す必要などなく、無視して進めていっても全く問題ありません。っていうか、普通は出てくるのに気づかないでさっさと巣を破壊しちゃうと思いますが。

あとは地味に大きいのが、セーブ数が100個まで増えたことですね。無印ではセーブデータが8個まで保存できなかったので、シナリオで核となるイベントを見返せるようにセーブデータを管理するのが大変でしたが、新説では全話のセーブデータを保管できるようになったので、いつでも見たいイベントが見れるようになりました。ありがたいことです。

最後にシステムから離れて、ゲーム全体のことについて触れます。新説では、無印のイラスト・BGMのほとんどが一新されました。思ったのは、素材が変わるとここまで作品の印象が変わるのか、ということです。設定が変わったわけでも、キャラ描写が変わったわけでも、ましてやストーリーが変わったわけでもないのに(大幅に追加描写はありますが、基本路線は同じです)、随分と作品全体の雰囲気が明るくなりました。暗く陰鬱な雰囲気が充満していた無印に比べて、新説はどこかしら明るいところがあって、過剰に重苦しくならずに済んでいます。物語の結末が同じであることを思えば、本来、こういう雰囲気の中でこの物語を見せたかった、ということなのかもしれません。

ざくざくアクターズもそうですが、無料で公開されているのがおかしいレベル。この後、追加要素を実装したうえで販売する予定のようですが、ぜひ購入させていただきたいと思います。……作者は絶対にやりたくないんじゃないかと思いますが、もしもこの先気が向いたら、続編『闇鍋企画』の移植もしてほしいなあ……。無理でしょうが……。
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SAIN455

Author:SAIN455
漫画、ラノベ、ゲームなどのネタバレ感想記事を書いています。ネタがあるときはコラムみたいなものも書きます。あとアマゾンアソシエイトに参加してます。以下定型文。「このブログはAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」

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